研修プログラムについて
卒後2年間の初期臨床研修を終了した後に、脳神経外科に関する専門的な研修を4年間受けることが必要です。この4年間の研修については、従来は脳神経外科学会認定の「専門医訓練施設」で行うことになっていましたが、平成23年度からは制度が変更され学会認定の「研修プログラム」のもとでの実施になります。
脳神経外科専門医に求められる到達目標は明確に定められており、この到達目標を達成するに充分な条件を満たしていると認定された研修プログラムのもと研修が行われ、聖マリアンナ医科大学を中心とし、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、川崎市立多摩病院、町田市民病院、横浜市立市民病院での研修が可能です。研修は4年間でそのうち3年間は脳外科臨床での専従が求められます。研修中に論文1編、学会発表2回が専門医試験受験に必要になりますが、責任を持って指導します。 研修プログラム」での専門医研修を修了すると、専門医認定試験の受験資格が得られます。専門医認定試験は毎年夏に行われますが、受験生は筆記試験と口頭試問の両方を受けなくてはなりません。専門医認定試験に合格すると、「脳神経外科専門医」となります。 聖マリアンナ医科大学では大学院に入学した場合と入学しない場合の2パターンの後期研修ができます。いずれの場合も専門医試験は卒後7年目に受験することが出来ます。
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医学部卒業
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初期臨床研修
2年間 -
入局・後期研修
4年間 -
専門医試験
卒後7年目 -
専門医
専門医取得後は一般脳神経外科の修練をながら留学や各種資格を取得できます(脳血管内治療専門医、脳卒中の外科技術認定医、内視鏡学会技術認定医、てんかん専門医、機能外科学会技術認定医、神経外傷学会専門医など)。また、複数のサブスペシャリティーの取得も可能です。
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