先輩の声
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高い専門性を持って、
多くの症例を経験できる専攻医1年目 矢崎 想来 (2024年入局) YAZAKI SORA
2024年度より聖マリアンナ医科大学脳神経外科学へ入局しました専攻医1年目の矢崎想来と申します。4月からすでに1年近くも経過していることに驚きを隠せませんが、村田教授をはじめ医局の先生方より温かく迎えていただき、充実した脳神経外科医としてのスタートをきることができました。この場をお借りしまして皆様には心より感謝申し上げます。
私の父は脳神経外科医として医療に携わっており身近に脳外医師を見てきたこと、学生時代のポリクリで最初のローテートが脳神経外科であったこと、大学時代在籍していたバドミントン部のOB伊藤英道先生がおられたことなど、脳神経外科にはどこか縁を感じておりました。初期研修は静岡県立総合病院という静岡市の中核病院で厳しく、ときに楽しく過ごしておりましたが、実際に各診療科をローテ―トし、改めて脳神経外科はかっこいい診療科だな!と惹きつけられました。これが、私が脳神経外科を専攻した理由になります。
現在はそんな憧れの先輩医師に囲まれながら、まずは専攻医、脳神経外科学に慣れようと日々を過ごしております。4月当初は病棟、手術、外来、救急とまったくわからないことばかりでしたが、徐々にできることが増えてきて、今では執刀医として手術に携わることもあります。まだまだ知識も浅く、机に向かう時間も同程度に重要であると感じておりますが、先輩医師からの熱心なご指導・サポートのもと、なんとか前に進むことができております。
2025年度からの1年間は大学院での研究期間となりますので、今よりもグッと臨床からは遠ざかることになりますが、スムーズに臨床へ戻れるよう研究に専念しつつ、脳神経外科医としての勉学も精進して参ります。
研修医、医学生の皆さん、もしくは新しく脳神経外科を志している先生方、聖マリアンナ医科大学脳神経外科学教室は、脳神経外科のすべての領域を高い専門性を持って、多くの症例を経験することができる環境の整った医局です。また、各分野に指導医を持った優しい先生方よりご指導を受けながら、様々な手術を経験することもできます。専攻医として、これ以上のない環境だと思いますので、同じ医局で一緒に働き学べるときがくることを心より楽しみにしております。